浦壁氏が考える経営者としての心得

浦壁伸周氏が経営者の心得を解説

事業を起こして仕事をしていくのであれば、従業員を雇って一緒に頑張ってもらわなくてはなりません。
1人で経営をしていけるのであればいいですが、ある程度忙しくなる事を考えると、誰かを雇わずにはいられなくなります。
従業員を雇うという事は、経営者としてうまく関わっていかなくてはなりませんので、従業員との関係性に気をつける必要があります。

経営者が心得ておかなくてはならないのは、従業員に対して感謝の気持ちを表して働いてもらう事であると浦壁伸周氏は言及しています。
自分が雇って給料を支払っているのですから、なぜ感謝の気持ちを表す必要があるのかと思うはずです。

しかし給料を支払っているのだからと言って、威圧的な態度をとったり、感謝の気持ちを表す事もなければスタッフは不信感を抱き始めるようになります。
こんな人に経営を任せておいて大丈夫なのか、このまま会社はどうなってしまうのかと思うようになれば、精神的に追い込まれていく事になるでしょう。

従業員が辞めたいと言い出してしまえば、今まで教育にかけてきた時間が無駄になりますので、長く働いてもらえる会社作りをしていかなくてはなりません。
長く働いてもらう為には、居心地のいい会社作りをしていかなくてはなりませんがどのようなことに力を入れていけばいいでしょうか。

女性が働きやすい職場にしていくには?

女性が働きやすい職場にしていくのであれば、子育てをしている人が働きやすい環境づくりが重要です。
有給休暇が取りやすい状況を作り出したり、子供の急病でも遠慮なく休める工夫が必要になります。

人数ぎりぎりで働いているようでは、1人が抜けた穴を埋めるのは大変になりますので、出来るだけみんなでカバーできるような体制を作らなくてはなりません。

1人が抜けただけで大忙しになるようでは、他の人達の負担が大きくなりすぎる為、不満が出てくる可能性があります。
仕事の負担が大きすぎれば残業をすることになりますし、休みも取りづらくなり不満がたまる一方です。

子育てをしている女性にとっては働きやすい環境だったとしても、他の従業員にとっては働きにくい環境にならないようにしなくてはなりません。
すべての従業員が働きやすくするためには、多くのパターンを考えて環境づくりをしていく事を忘れないようにしましょう。

定期的に会議を開いて問題に対する対応を早める

経営者は会社で大きな問題が起きた時には責任が生じるようになりますので、問題が起きないようにしなくてはなりません。
小さな会社なのであれば、どのような問題が起きているかをすぐに把握する事が出来るので、大きな問題になる前に問題を解決できることも多いでしょう。

しかし大きな会社になってくると、問題が起きていたとしても経営者の耳にまで情報がなかなか伝わってきませんので、大問題になってから報告が来るような事もあります。

そうならないためには、定期的に会議を開くなどして、問題に対する対応を早めにしていく事です。
どう対処していくかの正しい判断もしなくてはなりませんので、資質の見せ所だと浦壁伸周氏は語っています。

経営者は従業員との接し方にも気をつける必要があります。
ヘッドハンティングなどで雇った従業員は、若くても実力がある人が多いですので、扱いには気をつけなくてはなりません。

実力がある事によって、他の従業員に対して横柄な態度をとるような感じになっていては、職場内だ険悪な雰囲気になってしまい、みんなで上手く仕事をしていけなくなります。

そういった事を防ぐためには、経営者が上手くコントロールして働いてもらわなくてはなりませんので、任せきりにしないようにしなくてはなりません。

1人ひとりの個性を見抜きながら接していく

しかし実力がある人の場合、自分よりも年下の上司に偉そうにされるのを毛嫌いする人もいます。
接する時には、きちんと敬意を払うようにして、態度には気をつけるようにしなくてはなりません。

従業員の機嫌を損ねないように気をつけて接しなくてはなりませんので、1人ひとりの個性を見抜きながら接していくようにしたほうがいいでしょう。
普段はなかなか従業員と接する機会がないのであれば、定期的に飲み会を開催するなどして、接する機会を作ってみる事です。

上司とお酒を飲むのは楽しくないと思う従業員もいるかもしれませんが、どんな人物なのかを知るいいチャンスです。
一緒にお酒を飲むことによって、相手の事がわかるようになりますので、楽しい場で説教などをするのではなく無礼講で接するようにしていかなくてはなりません。

そういった時に、従業員の生の声を聞くことが出来れば、従業員目線で物事が見られるようになります。
働く者の目線で見る事によって、今まで見えていなかった部分が見えるようになり、現実がわかるようになってきますので参考になります。

同じ目線で見る事によって、今何をするべきかが見えてきますし、わかってあげる事が出来るようになるでしょう。
会社の為に精いっぱい働き、会社に貢献して発展させたいとみんなに思ってもらう事が出来れば、どんどん成長できる会社にしていく事が出来ると浦壁伸周氏は考えています。

※「浦壁伸周が解説 ~先の大戦で活躍した世界の名機~」より引用